ウインターブルー|広島の眼科【ソレイユ眼科】

ウインターブルー

みなさんこんにちは(*^_^*)
1月後半は加藤が担当します。

お正月休みも終わり
あっという間に1月も終盤ですね。

さて、今回は冬に陥りやすいこころの病
「冬季うつ病」についてご紹介します。

季節性気分障害とも言われており
10月~2月の秋冬にかけてうつ傾向が強くなり
20代~30代の女性に多いと言われています。

冬季うつ病の原因は
日照時間の短さと分かっています。

脳内伝達物質「セロトニン」と
眠気を促すホルモン「メラトニン」が
深く関係しています。

気分を良くする働きのある「セロトニン」は、
太陽の光を浴びて光の刺激を受けることで生成されます。

日照時間が短くなると「セロトニン」の量が減り、
憂うつになりやすくなるのです。

また、昼間に日光を十分に浴びると、
夜間に「メラトニン」が分泌され、夜眠くなります。

昼間に十分日光を浴びていないと、
メラトニンが分泌されるタイミングがズレたり、
分泌量が増えたりして体内時計が狂ってしまいます。

体内時計の乱れは、生活のリズムの乱れにつながり、
疲れやすい、無気力、食欲をコントロールできない
などの冬季うつ病の症状が出やすくなってしまうのです。

こんな症状が出たら要注意!(‘ω’)
セルフチェックをしてみましょう。

□今まで興味があったことにも関心がなくなり、無気力になる。
□些細なことでもイライラし、怒りっぽくなる。
□集中力、思考力が低下する。
□疲れやすくなる。
□睡眠時間が長くなったり、朝起きられない。
□1日中、横になって過ごしたい。
□食欲が増進する。甘いものが食べたくなる。

当てはまる項目があった方は
ぜひこんなことを試してみてください。

☆ 日光に当たる生活を心がける!
日光があまり射さない部屋にいる場合は、日光を取り入れる工夫をしましょう。

☆ 早起きをする!
人間の体内時計は約25時間のため
朝光を浴びることで、24時間リズムにリセットしています。
季節と共に変わる日照時間により、人間の体は調子を変えます。
冬は特に早寝早起きを心がけましょう。

☆ 食事を工夫する!

冬季うつ病に限らず、うつ病の原因と指摘されるのが、
神経伝達物質であるセロトニン不足です。
セロトニンは、食事で増やす方法もあります。

セロトニンは食物の中に含まれる必須アミノ酸の一種、
トリプトファンからつくられます。
お肉・お魚・大豆など、たんぱく質の摂取を心がけましょう。

どんな病でも、規則正しい食生活が大切ですね(*^-^*)
バランスの良い食事!早寝早起き!適度な運動!
今年も1年、みなさまが健康でありますように・・☆

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