ノロウイルス情報|広島の眼科【ソレイユ眼科】

ノロウイルス情報

みなさんこんにちは♪ 1月後半は加藤が担当します。

長いお正月休みが終わり
ようやく体が慣れてきたと思えば
1月も残りわずかです・・。
みなさんお体の調子はいかがでしょうか?

さて今回は、この季節に大流行する
ノロウイルス食中毒について紹介させていただきます。

*ノロウイルスの特徴
ノロウイルスは、ヒトの腸内で増殖するため
感染者の吐物や便には大量のウイルスが含まれています。
感染力が非常に強く少量でも発症するため
吐物や便、手指を介してヒトからヒトへ感染します。
ノロウイルスは乾燥すると空中に漂い
これが口に入って感染することがあります。
海水中にノロウイルスがいる場合
二枚貝に蓄積していることがあります。

* 症 状
主には嘔吐、下痢です。
潜伏期間は十数時間~2日ほどです。
小児は嘔吐物が喉に詰まり
窒息する危険がありますので注意してください。

* 治 療 法
このウイルスに効く特効薬はありません。
吐き気止めや整調剤などを使用する
対症療法が一般的です。
脱水症状にならないよう
十分な水分補給や場合によっては
病院で点滴をしてもらうことが大切です。

* 予 防 方 法

☆ 予防の基本!手洗いをしっかりしましょう。
帰宅後はもちろん、食事・調理の前にも
石けんで指先・指の間・手首まで洗いましょう。
(消毒用アルコールはノロウイルスにはあまり効果がありません。)

☆ 食品は加熱を!
・加熱調理をする時は
中心までしっかり火を通しましょう。
・二枚貝の調理は、85~90℃で90秒以上加熱してください。
・牡蠣は食品表示をよく確認し
加熱調理用のむき身または殻付き牡蠣は
新鮮であっても絶対に生で食べないでください。

☆ 調理器具の洗浄・消毒!
・まな板、ふきん等はよく洗いましょう。
・消毒には塩素系消毒剤または煮沸が有効です。
ノロウイルスは85℃以上で1分間加熱すると感染力がなくなります。

* 嘔 吐 物 の 処 理 方 法

1. マスク・手袋・エプロンを着用し、換気のため窓を開ける。

2. 嘔吐物をペーパータオルでふき取り、ビニール袋に入れ消毒・密封する。

3. 床や便器で嘔吐した場合、次亜塩素酸ナトリウム液をしみ込ませたペーパータオルで拭き消毒する。
4. 処理したもの、使用した手袋をビニール袋に入れ、しっかり縛り廃棄する。

5. 作業後は手洗いうがいをしっかりする。

正しい情報・知識を身につけ
健康には気をつけていきましょう!!

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