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オルソケラトロジーについて
 「オルソケラトロジー」は、今までのメガネ、コンタクトレンズとはまったく異なった視力矯正方法です。その特徴についてお話します。
 今まで、近視の人はメガネまたは、コンタクトレンズなくしては良好な視力を得ることはできませんでした。しかし、この「オルソケラトロジー」の治療法を用いれば、裸眼で良好な視力を得ることができます。メガネ・コンタクトレンズの煩雑さから開放されます。さらに、若年者の場合には将来的な近視の進行を予防する働きも期待できます。

最初に近視について説明します。
正常な眼球
 まず正常の眼球モデルでは外から入ってきた光は角膜と水晶体の屈折力により、ちょうど網膜面上にピント(焦点)が合います。

 次に近視の人ではどうなっているのか説明します。近視には大きく分けて2つの原因が考えられます。
●屈折近視
 屈折近視とは、角膜や水晶体の屈折率が高いために、網膜面上にピントが合わないことを指します。わかりやすくいうと、角膜が通常よりも突出しているために光が網膜の手前で焦点が合ってしまう状態をいいます。
●軸性近視
 軸性近視では、角膜や水晶体の屈折力は正常眼と変わりませんが、眼球全体が大きいために、網膜の位置が通常より後方にあります。そのため、網膜面上より手前にピント(焦点)があってしまう状態を示します。
 屈折近視、軸性近視がそれぞれ単独の原因となることもありますし、これら2つの原因が複合して、近視を形成している場合もあります。

それでは、オルソケラトロジーの治療方法について説明します。
1:寝る前に治療用のコンタクトレンズを装着します
 就寝直前にコンタクトレンズを挿入します。小学校低学年のお子さんの場合は、ご両親に装脱着していただきますが、高学年のお子さんには、自分で取り扱えるよう指導いたします。
2:就寝中は、レンズを挿入したままにします
 レンズをつけた状態でも、視力はでますので、緊急の際もレンズはつけたまま行動できます。
3:朝起きたらレンズをはずします
 治療後は、突出していた角膜が平坦化して、ちょうど網膜面上にピント(焦点)が、合います。このまま、日中は角膜の形状が維持されますので、コンタクトレンズなしで、すごすことが可能になります。
●治療の流れ
1. 話を聞いてみたい
興味のある方は、お気軽にスタッフにお問い合わせください。
紹介ビデオ(5分間)がありますので、ごらんいただきます。

2. 検査を受けてみたい
実際に治療が受けられるか、検査を受けてみたいと思われた方は、検査予約をおとりください。初回の検査には2時間程度かかります。検査代は2,000円から3,000円です。この段階で、目に異常があればまず病気の治療を受けてから、オルソケラトロジーの治療に移ります。

3.レンズを注文します
検査データーから、あなたに合ったレンズを注文します。レンズによっては取り寄せるまで、10日前後かかることがあります。

4.無料体験
レンズが届いたら、こちらから連絡させていただきます。使い方の練習をしていただき、自宅で実際に1週間、オルソケラトロジーによる治療を体験していただきます。治療効果は2週間から1ヶ月くらいかかりますが、この無料体験中に効果がでることもあります。

5.治療の開始
1週間たって、治療を継続してみようと思われたら、治療費をお支払いいただき、レンズを購入していただきます。
治療費ですが、両眼の場合126,000円、片眼の場合84,000円になります。(診察代、レンズ代、点眼代を含みます)。 (参考:1dayコンタクトを1年間使うと約60,000円になります。2weekのタイプで約40,000円です。)。この日から6ヶ月間はレンズの度数交換、診察代はすべて治療費に含まれていますので、1ヶ月ごとに定期検査を受けてください。
治療保障6ヶ月以降は、3ヶ月〜6ヶ月ごとに定期検査(3,150円)を受けてください。

☆こんな症状の方に、特におすすめします★
昼間コンタクトレンズの装用感が気になる方
屈折手術は、こわくて受けるのをためらっている
小、中、高校生で近視の進行が気になる方

お問い合わせはソレイユ眼科まで。

よくある質問をまとめてみました  〜 オルソケラトロジーQ&A 〜
Q1:この治療法は安全ですか?
A1:  ハードコンタクトレンズの素材は従来と変わりありません。通常のハードコンタクトレンズを装用する場合と同様の合併症が生じる可能性がありますので、定期検査は3ヶ月ごと必ず受けてください。
Q2:角膜を変形させても大丈夫ですか?
A2:  現在までのところ、大きな合併症、後遺障害は報告されていません。またオルソレンズの装用を中止すれば1週間から1ヶ月程度で、角膜の形状は回復すると考えられます。
Q3:費用はいくらぐらいかかりますか?
A3:  オルソケラトロジーは、まだ日本では健康保険の適応外の治療ですので、診察代、検査代、薬品代が自費治療となります。日本の眼科医院での治療費の平均はおよそ15万円〜30万円程度となっています。(インターネット上での検索結果)当院の治療費は、両眼の場合126,000円、片眼の場合84,000円になります。(診察代、レンズ代、点眼代を含みます)。
(参考:1dayコンタクトを1年間使うと約60,000円になります。2weekのタイプで約40,000円です。).
Q4:どんな人でも受けられる治療ですか?
A4:  残念ながら、この治療を受けられない方もおられます。具体的には、近視の強い方、乱視の強い方、結膜・角膜に障害のある方には利用できません。また、老眼のある方は、近見時には老眼鏡の使用が必要になります。治療前に、検査をさせていただき、治療できるかどうか判断します。
Q5:小学生でも治療できますか?
A5:  治療を受けられる方の半数は、小中学生が占めています。特に若年者の場合には、角膜の形状を形成する時期に、適正なオルソレンズによる矯正を行うことで、将来進行する近視を進みにくくする効果が期待できます。また昼間には、コンタクトをつけていませんので、両親のいないときにメガネによる事故や、コンタクトのトラブルに巻き込まれることはありません。
Q6:どんな問題点がありますか?
A6:
(1) オルソによる矯正能力は、メガネやコンタクトより低いため、今までメガネやコンタクトをお使いの方では、見えにくさを感じる場合があります。
(2) 基本的には毎日、就寝前に治療用レンズを装着しなければなりませんので、面倒くさがりの人にはあまりお勧めできません。
(3) 人によっては、夜になると矯正能力が落ちて見えにくくなる人がいますが、そのような方には睡眠中の装着時間をのばしていただくなどの改善策が必要になります。うまく矯正できるようになれば、2〜3日に一回の装着で良好な裸眼視力をえることができるようになります。
Q7.角膜屈折矯正手術も気になっています。
A1:  屈折矯正手術の中で、今のところもっとも普及しているのは「LASIK」(レーシック)と呼ばれるエキシマレーザーを用いた手術です。その「LASIK」と「オルソケラトロジー」の比較をします。
オルソケラトロジー LASIK(角膜屈折矯正手術)
費用 15万円〜30万円 50万円〜80万円
安全性 レンズの使用を中止すれば元の角膜にもどる。毎日、レンズの装着が必要 いったん手術を受けると、元の状態には戻らない20歳未満には適応がない
矯正の精度 使用するレンズの調整や、装用時間の調整である程度可能 調整するには再手術が必要になる。
合併症 角膜炎、結膜炎、角膜上皮障害 角膜混濁、角膜炎、不正乱視
効果 若年者の場合、近視の抑制効果も期待できる。老眼鏡は必要。 老眼鏡は必要だが、基本的にはメガネなしでの生活になる
お問い合わせはソレイユ眼科まで。
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